専門家の言葉や世の中の常識などは、話半分に

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現在社会においては、子育てに関する色々な言葉や方法論が氾濫しています。

しかし、それらの言葉や知識・方法は、正しいことを言っているとは限りません。

深く考えずに聞くと、もっともらしいこととして受け入れてしまいがちなのですが、結構根拠の無いことが多いと感じています。

そもそも「子育て」という言葉も、親と子供の関わりを正しくあらわしていないところがあります。

例えば、歯科検診のために、歯医者に子供を連れて行ったときのこと。

我が家の次男は指しゃぶりをするのですが、それに対して歯科医は「指しゃぶりは絶対にやめさせて下さい。」と言います。

「歯並びが悪くなるから」なのだそうですが、これにも私は疑問を感じます。

本当に、歯並びの良し悪しと指しゃぶりの間には、本当に因果関係があるのでしょうか?

長男は一切指しゃぶりはしません。しかし、歯並びの良い部分と悪い部分はあります。

逆に、指しゃぶりをする次男の方が、どちらかというと歯並びが良いのではないかとさえ感じます。

また、指しゃぶりをやめた方が良い理由として、「親指の骨が変形する」なんて話が、歯科医の口から出てこないのも、私が感じた不信感原因です。

当然かも知れませんが、歯科医の眼中には『歯』のことしかないということなのです。

さて、ここからが本論です。

専門家の話を聞いたとき、大きく2つのタイプに分類できます。

  • 適当に聞き流すことができる人
    (専門家の意見を参考にするものの、その実現にあまりこだわらない)
  • 専門家から言われた通りにしようとする人
    (専門家の言う通りにしなければならないと感じ、それを何が何でも実現しようとする人)

 

後者のタイプの場合でも、その方法論として、穏やかで親子ともにストレスの無い方法を考え実践できる親なら、それほど問題は無いでしょう。

しかし、強制力を持って子供の指しゃぶりを阻止するというところにしか意識が向かない親の場合は、その後の親の試練子供の試練は、大変なものです。

 

子供は大人には理解できませんが、何らかの必要性があって指しゃぶりをしています。

ですから、それは容易にはやめられません。

ですから、「それをやめさせよう」という親の意識が強ければ強いほど、指しゃぶりを止めさせるための高圧的な働きかけが行われる頻度は高くなります。

 

そうすると、子供が安心な気持ちで過ごすことができる時間は少なくなり、「親に怒られるかもしれない」といった漠然とした感覚とともに過ごす時間が増えてしまいます。

また、怒られても怒られても指しゃぶりをやめられない自分を責めたりする気持ちも芽生えばじめるのだと想像しています。

 

別のところで、詳しく説明しますが、このような幼少期の経験の繰り返しが、成人へと成長する中で、心の苦しさの種になり、その子の将来にわたって心に重くのしかかるようになったりするのです。

 

ここでは、「指しゃぶり」を例に説明しましたが、現代の社会においては、赤ちゃんが生まれてから、小学校に入学するまでの標準スケジュール(MUST DO/TO DO )的なことは、書籍や社会の常識として、あまりにも多く広まり過ぎてしまっています。

 

「しつけ」というとても曖昧で危険な言葉がありますが、少なくとも、子供の成長標準スケジュールを真に受けて実践することは「しつけ」ではありません。

 

それらの全てを真に受けていては、親と幼児の関係は、日常的に戦いの日々になり、子供だけではなく親までもが、日々苦しい生活へと追いやられてしまいます。

そんなことから、各種分野の専門家は、「病気の治療として必要なこと」以外は、その親子の人生に対して絶対的な責任を取るつもりが無いのなら

  • 「絶対に○○○してはいけない」
  • 「絶対に○○○しなければならない」
  • 「絶対に○○○はやめさせなさい」

 

なんてことを言うべきではありません。

また、親御さんも、専門家の一般論的な話は「参考情報」以上の価値を持たせない方が良いと思います。

 

 

初めての子育ては、わからないことばかりで不安です。

専門家に頼りたい気持ちも良くわかります。

でも、「絶対に・・・」などという専門家は、親の不安のことなど何も考えていません。

そして、不安を解消するのは、専門家の仕事ではありません。

 

夫婦で不安を話し合ったり、先輩ママや先輩パパ、自分や配偶者の両親など、力になってくれる人は色々いると思います。

ちなみに「子供が育つ標準スケジュールを実践しようとしてばかりいたらどのようになる恐れがあるのか?」ということを知るのに参考になる本があるのでご紹介しておきます。

ただ、この本は、母親のことを理解しようとしていないところがあります。

突然、この書籍が指摘するような母親が出現したような感じに書かれています。

私個人的には、この母親も、ただ、一生懸命だっただけなのだろうと思います。

また、母親自身が子供の頃には、読者に理解されるべき事情があるに違いないと思っています。

ですから、この書籍に登場する母親を特殊な親だと責めないで下さい。

誰もが、一歩間違えば、同じような境遇におかれてしまう恐れがあるのだという認識に立ってください。



紹介した本に書かれているような事件が二度と起こらないよう、子供と関わるときに一番大事なことを、このブログではお伝えしていきたいと考えています。

 

次回は、指しゃぶりの経過とトイレットトレーニングのことを説明します。

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