心を楽にするために振り返る子育て

子供に関わる書籍のご紹介

ここでは、子育てに関わる本をご紹介して行きたいと思います。

子育てに限らず、ハウツーもののような本を読むときは、書かれている通りにしようとすると、自分自身の自然な流れを変えなければならなくなることが多くなってきます。

しかし、そのようにしていると、次第に、我慢が蓄積され、心の苦しさにつながり、その苦しさが、子供や旦那さんや奥さんや周りの人を責めてしまうことにつながり、誰の心も救われないような状況に陥り易いところがあると思います。

ですから、

  • 「参考にできるところは参考にする」程度の読み方
  • 或いは、「特に何も学ぼうとせず、何となく読んだ」といった読み方

で良いのじゃないかと思います。

知れば、何かを変えようとしなくても、自然に、どこかが変わっているものです。

頑張ってみたい部分があれば、それは、頑張ってみたら良いと思います。

本に書かれている内容と、これまでの自分のしてきたことが違っていたからといって、別に、焦る必要はありません。

本が間違っていることを多いのですから・・・。

そんな細々したハウツーよりも、子育てで、一番大切なものがあると思います。

それは、

  • 親の『のんびりとした穏やかな気持ち』

です。

それ以外のことは、さほど重要ではありません。

ですから、本を読むことによって自分を反省しすぎず、のんびりとやりましょう。

我慢を蓄積させて気持ちがいっぱいいっぱいの状態にならないように

  • 一人きりで頑張り過ぎないこと
  • 嬉しい気持ち、苦しい気持ちを、ちゃんと誰かに聴いてもらうこと
  • 頑張っている自分に気づくこと、そして、褒めてあげること
  • 色々な人に助けてもらうこと

を意識的に求めましょう。

『親の誤ったコミュニケーションによって子供が陥る状況』が理解できる本・映画など

全般

狂気の偽装―精神科医の臨床報告 おすすめ

狂気の偽装―精神科医の臨床報告 (新潮文庫)

心の闇が関わっていそうなことについて論理を展開するとき、精神の症状名や病名などを記述し、それが根本の原因であるかのように説明する書籍が多くあります。

流行りの病名などを用いて説明されると、説得力が生じてしまい、それを鵜呑みにしてしまって本当のことを理解しようとする思考が止まってしまいます。

思考停止によって本当の解決が妨げられないように、この本を読んでおくと良いと思います。

特に1章~4章が思考停止に陥らないようにするためのヒントになると思います。

誰でもいいから殺したかった! おすすめ

誰でもいいから殺したかった! (ベスト新書)

無差別殺人のような事件の背景とその原因について、とても分かりやすく解説されています。

  • 事件において、一体何が起こっているのか?
  • その事件の背景には何があるのか?
  • 根本的な原因は何なのか?

根本原因についての考えは、私のものとは異なるのですが、お勧めです。

子どもが壊れる家

子どもが壊れる家 (文春新書)

少年犯罪の事件の背景を理解するには、1章~2章での説明はとても分かりやすいと思います。

ただ、3章以降は、全187ページのうち、後半の約半分ものページ数を割いて、ゲーム脳ということを根本原因と位置付けてしまっているところがあり、そこは残念に思いました。

酒鬼薔薇事件関連

あなたの子どもを加害者にしないために―思いやりと共感力を育てる17の法則

あなたの子どもを加害者にしないために―思いやりと共感力を育てる17の法則

「酒鬼薔薇事件」を起こした少年の母親の手記をもとに、少年が事件を犯すに至る背景を考察する内容となっています。

少し母親ばかりを悪者として表現しすぎなような感じがありますが、

  • 親子のコミュニケーションが子供にどのような影響を与えるのか
  • それに陥ってしまう最悪の状況は

ということを知ることの出来る本です。

この本を読んだからといって、自分の子育てを反省し過ぎたり、子育てを恐れすぎたりしないようにして下さい。

そして、お父さん・お母さん自身が、もともと抱えている自分の心の苦しさを、まず、子供とは関係の無いところで解決しようとして下さい。

お父さん・お母さんが心の苦しさから解放され楽な気持ちになれると、自然に、子供の存在や感情・思考・行動を尊重することができるようになります。

そうすると、そんなに注意深く子供と接しなくても、この本で紹介されている事例のような状態には陥らないだろうと考えています。

また、陥っていても、出口の方に向かって進んでいけるようになるはずです。

「少年A」この子を生んで……―父と母悔恨の手記

「少年A」この子を生んで……―父と母悔恨の手記 (文春文庫)

『あなたの子どもを加害者にしないために―思いやりと共感力を育てる17の法則』がもとにした、『少年A』の父母の手記です。

これを読む限り、普通のお父さんとお母さんが子育てに頑張っていただけのように感じられます。

では、一体何に気をつければ良いのでしょうか?

当サイトの次のページに書かれている内容は、そのヒントにして頂けると思います。

少年A 矯正2500日全記録

少年A 矯正2500日全記録 (文春文庫)

奈良エリート少年自宅放火事件

僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実

僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実

少年や関係者の供述調書や精神鑑定書の内容が記載されているということで、現在の倫理や法律的な問題を指摘されている本です。

その部分は、裁判が行われているようなので、その行方を見守りたいと思います。

この本は、少年犯罪における本人を含む関係者の間にどのような背景があったのかを、それぞれの立場で理解することを助けてくれ、そこから我々が、真実を理解しようとするチャンスを与えてくれる内容だと感じています。

著者が、その根本原因を『広汎性発達障害』ということに結び付けてしまっていることは残念なのですが、著者の意見や主張を除けば、これまで表に出ることのなかった『事件の背景』を知ることのできる貴重な資料と位置付けることができると思います。

根本原因を理解するためには、拙著『あなたにもある心を回復する機能』は参考にして頂けると思います。 http://www.bookinfo.pureheart-counseling.com/
  • 親が、子供たちを犯罪や自殺をしなければならなくなるよう心境に追い詰めないために、どうすれば良いのか?

そんなことを考えさせてくれる本です。

この本を出版したことに対して裁判が行われているため、現在『絶版』ということになっているので、入手することが困難なのですが、図書館などでは借りることができると思います。

この本の是非を云々するのではなく、これまで私たちが知ることのできなかった事件の背景を理解するために・・・。

佐世保同級生殺害事件関連

追跡!「佐世保小六女児同級生殺害事件」

追跡!「佐世保小六女児同級生殺害事件」

11歳の衝動―佐世保同級生殺害事件

11歳の衝動―佐世保同級生殺害事件

報道資料といった感じの内容です。

事件の経緯や関連する資料などが整理されています。

また、少女の日記やイラスト、掲示板の書き込みなども掲載されています。

西鉄少年バスジャック事件

わが息子の心の闇―バスジャック少年両親の“叫び”&子どもを幸せにするアドバイス  おすすめ

わが息子の心の闇―バスジャック少年両親の“叫び”&子どもを幸せにするアドバイス (小学館文庫)

本を買ってもらうためだと思うのですが、バスジャックを前面に押し出して、1章はその出来事について詳しく、2章は同種の事件について説明しています。

1章、2章は、読み飛ばしても良いかなって思います。

が、3章~8章で医師やカウンセラー等が説明している内容は、子供の心の闇を理解しようとするときに、とても参考になると思います。

その他

普通の人々

普通の人々 [DVD]

カウンセリングを題材とした映画です。

この中に登場する母親が行なうコミュニケーションを通して、

  • 家庭の日常ありがちだけれども、余り重要視されないコミュニケーションの重大な欠陥

が表現されています。

  • カウンセリングの雰囲気
  • カウンセリングによって何がどのように解決するのか

といったことを知ることも出来ます。

子育てハッピーアドバイス

四コマ漫画と解説という形式で書かれていて、とても読みやすい本だと思います。

参考にできる部分も多いのではないかと思います。

    

アンチ?

amazonのカスタマーレビューを読んでみると、アンチ「子育てハッピーアドバイス」的な内容が書かれている本のようです。

まだ、読んでいないのですが、チャンスがあれば読んでみようかな・・・って思っています。

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