ことわざ「子は親を映す鏡」のもう一つの解釈

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「子は親を映す鏡」という言葉があります。ことわざ辞典を調べてみると、次のように説明されています。

子は親をうつす鏡
子に対する親の情愛やしつけが子に反映するから、子を見れば、どんな親か知ることができる。

ことわざ辞典 第2版 新修 より

インターネットで調べても大体同じような説明が出てきます。

この説明を読むと、「子供に、一通りのしつけを、きちんとしなければならない」と襟を正そうという気持ちにさせられてしまいます。

 

しかし、子供と接していて、最近、別の解釈があるのかもしれないと思うようになりました。

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別の解釈

例えば、「なぜ、うちの子供は、怒ると直ぐに黙り込んでしまうのだろう・・・?」と思ったとします。

この子供が「黙り込む」という反応は、実は、子供のもともとの性質というよりは、「そのときの状況がそうさせている」というところがあります。

言い換えれば、『子供が黙り込まなければならない状況だった』、もっと簡単に言うと、『親が子供を黙り込ませている』ということになります。

子供が黙り込む状況とは、例えば、次のようなことがあります。

  • 親が必要以上の剣幕で子供をまくしたてているから口をはさめない
  • 親の言っていることに対して、自分が本当に思っていることを言うと、「口答えをするな!」などと責められることが、これまでの経験から予測されるので、何も言わない

 

つまり、「子は親をうつす鏡」の別の解釈とは、

  • 今、目の前の子供の反応は、親の行動や言動が子供に映った結果である

 

ということです。

そう考えると、「なぜ、うちの子供は、怒ると直ぐに黙り込んでしまうのだろう・・・?」ではなく、「なぜ、私は、子供を黙らせるような怒り方をしてしまうのだろう・・・?」が正しい問い掛けとなります。

また、子供から「クソじじぃ!」「クソばばぁ!」と呼ばれたら、「親にそんなことを言うような子供に育てた覚えはありません!」と子供を責めるのではなく、「そんなこと言わせるまで追い詰めてしまってごめんね・・・」と子供に謝り、少し自分を省みようとする姿勢が必要だと思います。

(ちなみに、親だけでなく社会に対しても同じようなことが言えます。)

 

適当な子育て、助け合う子育て

かといって、親ばかりを責めることはできません。

親には親の「そりゃぁ~、追い詰めるような怒り方になってしまうよねぇ~」という事情が、生まれてからそこまでに至る歴史の中にあります。

親は、そんな事情を抱えながらも、ただ、一生懸命なだけなのです。

 

ですから、親の立場の人は、自分を改めようとする前に、「そりゃぁ~、そういう事情があったら、そんな気持ちになっちゃうよね・・・(私)」と、自分自身の事情を理解し、そんな自分の気持ちに共感することが大事です。

更に、子育てを一人で抱え込もうとせずに、子供に関わる大人たちみんな(特に、夫婦)が、お互いの事情も理解し合い、フォローし合うことが必要だと思います。

一人だけで、「より良い子育て」を目指してしまうと、完全でない自分を理解し許しを与える余裕を失って、自分自身を追い詰めてしまう可能性が大きいと思います。

 

【参考】
ちなみに、感情的になった子供との関わり方は、「基本的な考え方」の次の2つの説明は、参考にして頂けると思います。

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