心の歴史-どん底編

どんな状態だったかというと・・・(その3)

言葉で表現することが苦手な人は、症状や問題行動が表れやすい傾向があるという見方があります。 しかし、当時の私は「心理の世界」と無縁でした。 また、症状による苦しみの真っ只中にいた私には、『この症状こそが問題だ』という問題意識は、実に正しい認...
心の歴史-どん底編

どんな状態だったかというと・・・(その2)

それまでは、スポーツしたり、お酒を飲んで騒いだりすることが好きだったので、『心臓病?』という不安に、私の楽しみの全てを取り上げられてしまったような気がしました。 気持ちの変化が先か、体調の変化が先かということは、今から考えると、「やっぱり、...
トピックス

お兄ちゃん、お姉ちゃん

2人以上の兄弟のときに、例えば、「お兄ちゃんだから、我慢しなさい」って、言ってしまいがちではないでしょうか? 「お兄ちゃんだから我慢しなさい」と同じような感じで、「お兄ちゃんなんだから、年下の子には優しくしてあげないとダメでしょ!」とかいう...
トピックス

子供の悩みへの対応

自分の子供が、何かに悩んでいることに気づいたとき、あなたは、どちらに目が向きがちですか? ①子供が直面している問題の解決方法 ②悩んでいる子供自身の気持ち ①に目が向いてしまうことも多いかもしれません。 そして、「~~したらいいんじゃない」...
トピックス

親の喜び・子の喜び

普通の人間関係でもそうですが、大人が子供と関わるときに、特に大切だと感じて、気をつけようと思っていることを、少し書いてみたいと思います。 例えば、子供が学校のテストで90点をとって来たとします。 あなただったら、その答案用紙を見て、どのよう...
心の歴史-生い立ち編

普通ではなかった家庭

前回にも少し書きましたが、誰でも子供の頃は、自分の家庭に不満があったとしても、そんな不満も含めて、家庭での全てのことを「当たり前」のこととして受け入れているように思います。 友達の家に遊びに行ったとき、その家のルールが自分の家庭のルールとは...
心の歴史-分かったこと

自分を責めてしまう

「なぜか分からないけど、自分を責めてしまってつらい・・・」 もし、そんな感じがあるとしたら、これから書くことは、何かの助けになるかもしれないと思います。 「自分を責める」って、具体的にはどんなことかを、少し考えてみたいと思います。 始めに、...
心の歴史-生い立ち編

普通の家庭

たぶん、ほとんどの人は、自分の家庭は「普通の家庭」だと思っているのではないかと思います。 ここでいう「普通の家庭」は、「母親と父親が揃っていて、金銭的に不自由が無く・・・」などということを指しているのではありません。 私は、「普通の家庭」か...
トピックス

あなたにもこんなに可愛い頃があったのよ

親がアルバムを見ながら、「あなたにもこんなに可愛い頃があったのよ」と、懐かしそうにする場面に遭遇したことのある人は多いのではないでしょうか? 私は、今まさに、親が昔を振り返ってそう言った時を、自分の子育っての場面で体験しています。 実際にそ...
心の歴史-分かったこと

心が傷つく

「心が傷つく」という言葉を聞くと、その言葉の意味を当然理解できるような気がしてしまいます。 でも、私は、それは錯覚だと思っています。 もし、それをその言葉のままに受け入れてしまうと、『自分は傷つきやすい心の持ち主なんだ』というような感じがし...