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傷ついた親の心が、どのように子育てに影響するのか

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ここからは、傷ついた心が、子育てにどのように影響するのかを説明していきます。

 

親が子供に感情をぶつける本当の理由

人は、みんな 『愛されるべき可愛い存在』 として、生まれてきます。

悪魔のような人格が、突然変異のように生まれてくることは、まずありません。

にも関わらず、子供に自分のイライラをぶつけ虐待に及んでしまう親がいることも確かなことです。

では、どうして、『愛されるべき可愛い存在』 として生まれてきたが、子供を虐待するような親になってしまうのでしょうか?

子供を虐待する準備段階・・・それは親が子供の頃の家庭にある

それは、親が子供だったときの家庭の中で、

  • 『これだけは絶対に許されない』 、『それ破れば恐ろしい罰が待っている』といったルールが、あったか無かったか?
  • あったとしたら、それは、どのようなことだったのか?
  • その罰を受けている時や受けた後に、心の逃げ場があったのか?

ということが関係してきます。

 

例えば、「我慢できる人間に育てるためには、子供が簡単に泣くことを許してはいけない」という方針を固く守る親に育てられた子供のことを考えてみます。

子供が些細なことでメソメソしていると、親の逆鱗に触れて、親から罰を受けることになります。

【例】

  • 家の外に締め出されていつまでも家に入れてもらえない
  • 物置に閉じ込められる
  • 強い口調で怒鳴り散らされる
  • 殴り飛ばされる
  • 泣いているのに抱き上げられずに、放置される(無視される)
  • いつまでも口をきいてもらえない
  • いくら謝っても許してもらえず、親の気が済むまで、説教が延々と続く

親から、そんな罰を受けるのは、子供にはとてもつらいことです。

しかし、今の日本社会では、そんな親でも一緒に暮らさなければ、小さな子供は生きていくことが出来ません。

ですから、そんな親がいる家庭でも生きていく方法を、なんとかして見つけ出さなければなりません。

 

そこで、子供は、『自分らしく望んだり、感じたり、行動したり、反応したりして、あの嫌な事態を招く』 よりは、『親の機嫌を損ねる様な自分の素直な反応が表に出ないようにする』という道を選択するのです。

つまり、本当の気持を我慢するようになっていくのです。

 

何かを望んで自分らしく行動したり、自分らしく感じたり・・・といった自然な反応を抑圧するのは、容易なことではありません。

 

でも、我慢する努力をしなければ、親からひどい目に合わされてしまいます。

ですから、家庭の中に、先に示したような厳しい罰則があるようながあるとき、子供たちは、その掟を破らないように必死に頑張っているのです。

 

そんな生活を続ける中で、やがて、子供たちは自分の我慢に気づかなくなっていきます。

気づかないこと・感じないことは、過酷な状況で自分の心を守る最大の武器となります。

気付かないから、辛くありません。

感じないから、苦しくありません

それらの防衛を無意識の世界で自動的に行うことで、自分の心を守るのです。

 

そして、成人して親から離れ後でも、それから解放されることはなく、無意識的にその掟に従ってしまうようになるのです。

感情や感覚を麻痺させてしまうということもできます。

そのようになると、子供の頃はあれほど苦労して抑えていた望みや感情が、逆に、分からなくなり、「自分の本当の気持ちが分からない」と苦しんだりすることにもつながります。

 

インナーチャイルド・ヒーリングは、麻痺して感じなくなってしまった、自分本来の感覚や感情を取り戻すこと、つまりは、本当の自分・自分らしい自分を取り戻すことを助けてくれます。

 

感情的になる理由

自分が我慢していることを他人が我慢しないとき、イライラした感情が沸き上がってきます。

例えば、満員電車の中で若者たちが、ポテトチップスをバリバリと食べてるのを見たとき、イライラすることがあるのはどうしてでしょう?

それは、家庭の掟や社会に漂う暗黙の掟によって、自分の「電車の中でお菓子を食べる」という行動を抑圧してしまっているからです。

  • 「俺はきちんと掟を守ってるのに、どうしてあいつらは掟を守らないんだ!」

言葉にすればこんな感じになりますが、多くの場合は、『生理的に許せない』とか『社会の常識だ』といった認識となり、自分がイライラする理由を理解することは出来ませんし、理解しようさえ思わない状態です。

冷静に考えれば、誰かが電車の中でポテトチップスを食べようが、

  • そんなことは、自分の人生にとっては無関係なので、イライラすること(感情的になること)に必然性はない

ということは頭では理解できるはずです。

 

子供の頃に親から強制され我慢しなければならなかったことを他の人が守らないことは、大人になった後でも、イライラとした感情が湧き上がらせるきっかけとなります。

とはいえ、自分のイライラした感情を、その都度、相手にぶつけることはあまりありません。

次に、その理由を説明します。

 

イライラをぶつけやすい対象

自分の親と似た雰囲気を持っていることは、感情をぶつけやすい相手である要因となりますが、ここではそれ以上の説明は省きます。

現代社会においては、「子供は、社会に属している」よりも、「子供は家庭に属している」という感覚が強いところがあります。

誰も「子供は親の所有物」とは口に出しませんが、「子供は親の所有物」に近い感覚を持っています。

この『自分の所有物』という感覚によって、誰かが自分の持つ掟を破った時、他人であれば抑えることができるイライラも、子供に対しては抑えずに放出してしまい易くなるのです。(DV(ドメスティック・バイオレンス)も原理は同じです。)

 

これと同様に、実は、自分に対しても、同じようにイライラしています。

その人は、その人からイライラをぶつけられる人が感じる不快感を、理由もなく自分の中から生じさせてしまっているのです。

普通の人と同じように、ただ、人の愛を受け、人に愛を与えながら、幸せに生きたいだけなのに・・・。

自分の願いとは裏腹に、自分に生じる感覚に反応してしまうことよって、自分や他人を傷つけてしまうのです。

そんな感覚に取り付かれて生きることは、とても苦しいことだと思います。

 

インナーチャイルド・ヒーリングは、そんな苦しさから自分を解き放つことを手助けしてくれます。

 

何にイライラするかは自分の親のこだわりの影響を受けている

前の例では、イライラする状況を満員電車でポテトチップスを食べることで説明しましたが、イライラする事柄は人それぞれです。

  • メソメソする子供をみたときイライラする人もいるでしょう
  • 問題を自分で解決しようとしない子供をみるとイライラする人もいるでしょう
  • 食事を一生懸命に食べない子供にイライラする人もいるでしょう
  • ちょっとした兄弟げんかでもイライラする人もいるでしょう
  • 家の中でゴロゴロしている様子にイライラする人もいるでしょう

これらはほんの一例です。

これらのように自分にイライラを生じさせるものは、実は、子供の頃に、

  • 自分の親からイライラとした感情をぶつけられていた状況
  • 親からイライラの感情をぶつけられるのを防ぐために注意深く我慢していたこと

と同じなのです。

親が子供に感情的になるとき、親の心の中では、

目の前の状況に、親が自分にイライラした感情をぶつけてきた時と同じ雰囲気を感じ、親が自分に対してぶつけてくるイライラした感情を最体験し、自分の親をイライラさせるようなことをする自分の子供にイライラしてしまうのです。

優しい言葉を使うと「そんなことをしていると、また、私の親にイライラした感情をぶつけられるよ」と言っている感じですが、その気持が強すぎるため、「そんなことをするな!」と怒鳴ってしまうのです。

この状況を客観的に眺めれば、

  • 自分の子供を、自分の親から守ろうとしている

と表現することができます。

やがて、その子供も、自分の親から自分を守る術を身につけていきます。

そして、自分の子供に、同じようなことをしてしまいます。

このようにして、イライラする状況は、親から子供、そして、更にその子供へと伝わっていきます。

逆に、自分の親にも子供の頃があり、その親から同じようにな仕打ちを受けていたと想像することができます。

つまり、虐待の種は、放っておけば、先祖から子孫へと代々伝わってしまう性質があるといえるのです。

 

インナーチャイルド・ヒーリングは、そんなイライラの世代間連鎖を絶ち切る手助けをしてくれます。

 

感情的になる人も、後ではきっと反省している

子供にイライラした感情をぶつける人も、反省したり、自己嫌悪になったりして、つらい気持ちになっています。

もともとは、そんなことしたくなかったはずです。

頭では分かっていたはずなのに心が勝手に別の反応してしまうことに困っています。

分かっているのに、いつまでもそれを止められない自分を責めています。

自分を責めると、自分をますます追い詰めて苦しさが増してしまい、イライラした感情を抑えることができないという悪循環にはまってしまいます。

イライラの解決方法

イライラの根本的な解決は、「親を子供の頃からの我慢や頑張りから解放する」ということで実現できます。

「それはいけないことだ!」、「そんなときはこうすべきだ!」と、親を責めてもだめです。

追いつめられた人を、そうやって責めると、更に追い詰めてしまいます。

事態が悪化することはあっても、改善するとはとても考えられません。

 

では、どうすればよいのでしょう?

それは、親の心が救われれば良いのです。

  • 親が救われなければ、子供は救われません。
  • 逆に、親が救われ、子供の頃からの呪縛から開放されれば、その子供も救われます。

 

親が救われれば、感情にコントロールされ意思では制御できない反応が、だんだんと起こらなくなっていきます。

つまり、子供に感情をぶつけることが、次第に消失していくのです。

そのヒントが、インナーチャイルド・ヒーリングにはあります。

 

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