「また話したい親」と「もう話したくない親」
06. 【付録】子育てのポイント
子育てにおいて気をつけた方が良いかもしれないと思うことを箇条書きにしておきます。
《親自身のこと》
- まず、親自身の悩みから解決しようとする
- 親は、自分の夢は、自分が叶える
- 親の言い訳のために子供を利用しない
- 子育てを頑張り過ぎない
- 子育てにおいて設定した課題で、親自身を縛らない
《夫婦関係のこと》
- 例え冗談でも離婚しない理由を子供のせいにしない
- 配偶者と真のコミュニケーションをとるように心がける
- 配偶者の愚痴・悪口を言わず、褒めるように心がける
- 喧嘩をしたら仲直りするところまで子供に見せる。
《家庭のこと》
- 家庭にタブーを作らない
《子供との関わり》
- 何とも比較しない
- 子供の力で対応できるということを信じる
- ウソでも、「お前は拾ってきた子供だ」というような事は言わない
- 子供が直面している目先の問題を解決しようとせず感情に寄り添う
- 子供に対し、親の反省を参考程度に伝えるだけなら良いが、押し付けてはならない
- 子供が理解できるように説明する
- 子供が関わる問題を、子供が居ないところで勝手に解決しない
- 子供の代わりに感じない(子供が感じるチャンスを奪わない)
- 子供の代わりに考えない(子供が考えるチャンスを奪わない)
- 子供の代わりに行動しない(子供が行動するチャンスを奪わない)
- 子供が、自分で出来るようになるチャンスを奪わない
- 子供が出来るようになることを恐れない(邪魔しない)
- それぞれの子供には、それぞれのできるようになる対象とスピードがあるとを理解する
- それぞれの子供には、それぞれの行動のペースがあると理解する
- 子供が、できている事を否定しない
子供に問題があると感じたり、それが社会的に見えても、問題とみなされる行動をとっていたりするとき、子供の問題と考えずに、子供が生まれる前までの自分の人生が幸せだったかを自分の記憶がある限り、過去にさかのぼってみると、恐らく、まず、癒されるべきは親自身である事に気づくことになるだろうと思っています。