2021年4月30日 『心を楽にするために振り返る子育て』を出版します。
Amazonのオンデマンド出版を利用した出版となります。
Amazonのサイトからご購入頂けます。
健康な精神状態の人に育てるために大切なことを説明しています。
この本を読んで頂くときに、注意して頂きたい点を説明します。
この本を読むときは …
こういった『子育て』に関する本を読むとき、ほとんどの人は、自身の子育てを反省し、改善しようという気持ちになっていると思います。
でも、そのような意識で読んでしまうと、自分の子育てに関する『これまでの制約』が『新しい制約』に変わるだけです。
『何らかの制約に縛られている』という状態は変わりません。
この『制約されている』ということが、子育てを苦しくしてしまいます。
ですから、自分の子育てを改めるヒントを探そうとして読まないで下さい。
また、内容に、ご自身が問題と思っていることに似ているからといって、自分を責めないで下さい。
まず、自分が子供の時の『子育てられ』、つまり、自分の親のどのような『子育て』にさらされていたのかを理解する為に読んで下さい。
次に、子供の頃の自分に「そんな状況だったのに、よく頑張ったね」って、言ってあげて下さい。
そして、今の自分に「そんな状況だったのに、よく頑張ってきたね」って言ってあげて下さい。
自分に対して、心からそう言ってあげられたとき、気持ちは、きっと楽になります。
そうしたら、自分の子供との関わり方も、変えようとしなくても、自然に変わっていくはずです。
自分のことを『毒親』などと思わないであげて下さい。
ただ、頑張ってきただけなのですから。
むしろ、「よく頑張ってきたね」って褒めてあげて下さい。
自分自身が、頑張ったこと、頑張っていることを認めてあげられたら、「もっと頑張らないといけない」という思いから解放されます。
そうしたら、自分の子供との関わり方も、変えようとしなくても、自然に変わっていくはずです。
『頑張ること』、それは、『自分を変えようとすること』です。
でも、『いくら自分が変わったとしても、決して変わらないもの』があります。
それは、『自分を変えようとする姿勢』です。
この姿勢が、自分や子供を苦しめてしまいます。
つまり、『変わる』という表現を使うとしたら、『変えようとしないように変わる』ということだけが、自分と子供が楽になるための答えなのです。
頑張ったね
いっぱい頑張ったね
何も悪くないんだよ、ただ頑張ってきただけなんだから
えらかったね
そんなことをたくさん自分自身に言ってあげて下さい。
それが『変わろうとしないように変わる』ための唯一の方法です。
そんなきっかけにして頂ければと、この本を書きました。
コメント