
親が自分の感情を子供にぶつけてばかりいると、子供の心に与えるかもしれない影響
兄弟げんかへのかかわり方を考えるときのポイントは
ということです。
ですから、生まれた時期が、ほんの数年前後するだけで、お兄ちゃん・お姉ちゃん、弟・妹扱いされるのは、子供から見れば、すごく理不尽なことなのです。
ですから、兄弟喧嘩の仲裁するときに、親が口にしがちな
などの言葉は、子供たちにとっては、何の説得力もありません。
自分の気持ちを封じ込めてしまう呪いの言葉でしかないのです。
では、どうすればよいのか?
それは、
という立場で対処するということなのだろうと思います。
つまり、
ということです。
この立場のもとで、あとは、皆さんのやり方で対処すれば良いだろうと思います。
この「望みのぶつかり合い」は、個人の中に生じる葛藤と似ています。
自分の中に葛藤が生じたときも、同じように、しばらく二つの気持ちの中で困ればよいのです。
のんびり葛藤していれば、答えが自然に出てくると思います。
兄弟げんかに対して、どちらかに我慢を強要したり、どちらかが悪いと決めつけたりしていると、その子供が大きくなったとき、自分の中に葛藤が生じたとき、片方の気持ちを悪い、片方の気持ちを悪くないと考えて、葛藤をうまく処理できなくなるところがあるだろうと思います。