心を楽にするために振り返る子育て

開放へのきっかけ

心の歴史-開放編

あの頃は、とても苦しくて、「自分が何の為に生きているのか分からない」、そんな心境でした。

でも、「自分がこの世から居なくなる」ということは、私にとってはかなりの恐怖でした。

とても、そんな勇気は、私にはありませんでした。

だから、そんな私には、どうしても、「自分が生きているための理由」が必要だったのです。

「自分の為には生きることが出来ない・・・」

ならば、「人のために生きよう・・・」

それは、今から思えば、とても寂しい決断だったと思います。

でも、その時の私には、「生きていても良いんだ」と思えた瞬間でした。

そして、私はボランティアの電話相談員になる為の勉強を始めたのでした。


もし、「自分の為に生きられない」と感じているのなら、「人のため」「仕事で成功する為」「子供のため」「環境保護のため」など、自分以外の何かの為に生きようと考えることは何かの助けになるかもしれないと思います。

そして、「いつか、きっと、自分の為に生きられるようになる」と、心の片隅に少しだけでも信じようとすることは、そこへ向かう「緩やかな変化」を起こすことを手伝ってくれるような気がしています。

【つづく】

コメント

  1. ななし より:

    はじめまして、この記事にドンピシャのわたしです。自分にいきれなくて、自分がわからず、40過ぎのいいとしこいたおばさんなのですが、いきるのも苦しくて死ぬのも怖い、でももうどうしていいかわらからない状況です。ひとのためにもういきたくないんです。疲れました…。

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