心を楽にするために振り返る子育て

夏休みの歯磨き表

回想と解釈

今日は夏休み最後の日です。

子供は歯磨き表を見ながら、ウダウダしています。

聞けば、「反省を書かないといけない」とのことです。

歯磨き表は、毎日、朝・昼・晩の3回、磨いたところを色塗りするようになっていて、最後に反省欄が設けられています。

子供は、反省のところに、「毎日夜しか磨かなかったから、黄色だらけなんだよ」って書いていました。

小学校一年生らしい、可愛らしい文章だと思いました。

しかし、子供は、母親から「それでは反省じゃない」と書き直しを命じられ、どうしたら反省したことになるのかが分からずウダウダしていたようなのです。

我が家では、普段は、夜に1回磨くような習慣で生活します。

これまでの色々な事情と、それで虫歯にならないので、そういう習慣で落ち着きました。

しかし、この歯磨き表ロジックでは、朝昼に歯磨きしなかったことを反省しなければなりません。

何も悪いことをしていないのに、何か悪いことをしてしまったような気分にさせらてしまいそうです。

私は子供に、

  • 「毎日夜しか磨かなかったから、黄色だらけなんだよ」でも良いし、「夜磨くと決めて、毎日夜にしっかり磨きました」って書いても良いんじゃないか?

と言ったのですが、結局、子供は「朝と昼は磨くのを忘れてしまいました」というような反省っぽい文章を書いていました。

これも、前回の投稿 「ほとんどの場合、子供に悪意はないのです」 で説明した悪意のある解釈、つながるところがあります。

反省の欄は、例えば、頑張ったこととした方が良いと思います。

ここの内容は 「苦手克服」って・・・ で説明したことにも似ています。

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