気持ちのベースがどこにあるのか?
- 安心な気持ち
- 不安な気持ち
このベースがどちらになるのかが、子供時代だけでなく、成長して大人になった後でも、非常に大事だと考えています。
そのために、私がしていることですが、一つは「泣いていたら抱き上げる」ということなのですが、これは何度も何度も説明しましたので詳細は省略します。
その他に、私が子供にやっている主なこと
■とにかく、頭を撫でること
子供とすれ違うときなど、隙があれば、子供たちの頭を撫でています。
そばにいるときは、基本的に撫で続けています。
■夜は、頭を撫でながら寝かすこと
「一人で寝られるようにするべきだ」という考え方もあると思いますが、その日にたとえどんなに悪いことがあったとしても、一日の最後は安心な気持ちになって眠ることができれば、いいのだと思います。
大人になると「寝るときに一日の反省をしなさい」という人もいたりします。
でも、わざわざ嫌なことを思い出さなくても、安心になって眠り、反省は明日すればいいのです。
「寝るときに一日の反省をする」といっても、主体的にそうするというよりは、どちらかというと
- 安心な気持ちになれず嫌なことを思い出してしまうから、仕方なく反省してしまう
という解釈もできますし・・・。
安心な気持ちになって眠る習慣が、身に付くのだったら、身につけさせてあげたいと思っています。
「おやじ、もう、いいかげん一人で寝かせてくれよ!」と言われる日が来るまで続けようと思っています。
たたき起こさない(2020年4月22日追記)
朝起きることって、苦手な人が多いと思います。
そんな苦手な時間に、少しでも「良い感覚」を残せればと、思ってやっていたことがあります。
それは、「寝かせるように起こす」ということです。
起こさないとと焦らなくても、頭をしばらく撫でていると目を覚まします。
意味もなく、朝に優しさを感じるようになればいいなと思って、毎日やっていました。
子供たちも大きくなったので、朝の感覚ってどんな風に感じるかを、そのうち、聞いてみます。(笑)
好きにさせる
■まとわり付いてきたら、子供の気が済む、もしくは、自分が心からやめて欲しくなる(ほとんどありませんが・・)まで、好きにさせておく。
安心になりそうな体験があまりないので、思いつくのはこのくらいかな・・・。
( 「心に残ったセリフ NHKドラマスペシャル「TAROの塔~芸術は爆発だ!~」より / 読むカウンセリング 」で紹介したように、やっぱり、体験は能力を限定するようです・・・)
最後に
普通の人にとっては書くまでもない事かもしれませんが、子供の頃に安心がほとんど無かった私にとっては、とても大事なことのように感じられるので、ちょっと書かせて頂きました。
子育ての本などに、しつけは条件付の承認、条件付の否認などという言葉をよく見かけます。
でも、日ごろ子供の気持ちのベースを「安心」になるようにしておけば、「条件付●●」などという小難しいことは考えなくても良いのだと考えています。
そうそう、このように対応する理由のもう一つに
- 人は、足れば要らなくなる。
- 人は、足りなければ、いつまでもそれを欲し続ける(俗に言う「固着」)
ということを信じているということがあります。
ですから、例えば「頭を撫ぜてもらわなくては寝られない大人になる」ということは心配していません。
この辺りのこと、変化や問題などがあれば、彼らの成長のポイントに、このブログで報告します。
あっ、そうそう、それともう一つ。
このようなことを子供にしていると、自分の中のインナーチャイルド的な感覚も満たされるところがあります。
子供のために・・・
そして、自分のために・・・・・
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