心を楽にするために振り返る子育て

見て学んでしまう・・・

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「つらい出来事を子供たちのトラウマにしてしまわないように」という事で、私が意識している事は、つらいことがあって泣いている時は、とりあえず、その理由や内容の良し悪しは無視して、その気持ちに目を向けるようにしています。

そして、具体的に行動していることは、「抱き上げて、泣き止むまで、気長に抱きしめてあげる」ということなのです。

【参考:そうかそうかムーブメント

現在、長男は4歳、次男は2歳なのですが、2人並べると、どうしても長男が色々な事の責任を負わされることが多いようで、母親の矛先は、主に、長男に向かいがちです。

とりあえず、私にできることは、抱きしめることしかないので、その都度、抱きしめるようにしています。

(自宅で仕事をしているので、結構な確率で、それをしてあげることは出来ていると思います。)

それが功を奏してか、長男は、今のところはいじけることなく、母親を怯えるような事もなく、懲りずに同じようなことで母親にて怒られるということは 繰り返しながら過ごしています。

(母親にとっては、「何度同じことを言っても、言うことを聞かない!」ということになってしまうのですが・・・)

ただ、最近、気になることは、次男のことです。

どうも、怒られるかも知れないと感じることは、やる前に自制してしまっている、つまり、見て学んでしまっているようなのです。

「この見て学ぶ」ということは、将来、無意識の我慢につながってしまう恐れがあります。

【参考:メルマガバックナンバー『読むカウンセリング:兄弟姉妹が仲が悪くなる事情』
http://www.yomu-counseling.pureheart-counseling.com/mailmag/mag011/

自然に学んでしまうのですから、それを止めるのはとても困難なような気がしました。

なぜ、学んでしまうのだろう・・・?

しばらく考えました。

そして、長男が怒られているのを見て、恐怖を感じ、その恐怖が自分に降りかからないようにするために、「同じようなことをしない方が良い」と考えるのだろうと考えました。

で、その怖さに対して働きかけるしかないのだろうという結論に至りました。

つまり、具体的には、長男が怒られている場面では、次男を抱きしめるということです。

その意味は、独りぼっちでその怖さに向きあわさせないようにするためです。

そして、長男が怒られ終わったら、今度は、長男を抱きしめる

そんなことをしながら、しばらく、様子を見てみようと思う今日この頃です。

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