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『正しい言葉』を遣わせる(その1)

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最近、うちの子供たちは、

3DSの「電波人間」というソフトにはまっています。

 

DSを通して辺りを見回すと、電波人間が飛び交っていて、

それらを捕まえるゲームのようです。

 

自分がいる場所の電波の状態によって、出現する電波人間が変化し、

時たま、レアな電波人間が出現し、それを捕まえるのが楽しいようです。

 

誰かがレアな電波人間を見つけたら、

他の人がその場所へ行って同じ方向にDSを向ければ、

同じレアな電波人間を捕まえられるという、なかなか良く出来たソフトです。

 

まぁ、ソフトの説明はこれくらいにして、

そろそろ本題に入ります。

 

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先日、レアな電波人間を探し求めて、

うちの兄弟が近所の子供たちと一緒に出かけて行きました。

 

2~3時間すると、

下の子が大泣きしながら帰ってきました。

そして、兄貴や友達がずるいと泣きわめいています。

 

泣くだけじゃ気持ちが治まらず、身もだえしてのたうち回りながら

「ズルイ!ズルイ!」と泣き叫んでいます。

 

泣いているときの対応は経験的に簡単です。

話を聞きながら、気持ちを吐き出させてあげれば良いのです。

( 参考 : 感情的になった子供との関わるコツ )

 

そうやって、話を聞いているうちに、

ちょっと、疑問がわいてきました。

 

「兄貴や友達は、ほんとうにズルイの?」

 

結局、どうして泣いているのかというと・・・・

 

「ボクが見つけてあげた超レアな電波人間をお兄ちゃんや友達はゲット出来たのに、

ボクだけDSのバッテリー切れでゲット出来なかった!

だから、お兄ちゃんと友達はズルイ!」

 

ということのようなのです。

 

弟がのたうち回って「ズルイズルイ!」と泣きわめいている声は、

遅れて帰ってきた兄の耳にも届いていると思われます。

 

兄にとっては、ただ、良いことがあっただけです。

弟に対して、意地悪な気持ちなど一切ありません。

 

なのに「ズルイズルイ!」と叫び続けられたら、

良い気持ちがするはずはありません。

 

兄に詳しい話を聞いてみたら、

意地悪をしたというよりは、

むしろ、弟に優しくしてあげていたようなのです。

 

そんな優しい兄が罵られるのも可哀想ですし、

このままでは、また、兄弟大ゲンカに発展しそうな予感 ・ ・ ・ 。

 

でも、弟の中では、「兄や友達はズルイ人」ということになってしまっています。

 

泣いて気持ちが治るどころか、

「ズルイズルイ!」と叫ぶ度に、

兄や友達に対する怒りのような感情がエスカレートしていきます。

 

このままでは、気持ちが治りそうもありません。

 

さて、どうしたものか・・・。

 

とりあえず、泣き叫ぶときに口にする言葉を修正させました。

  • 「ズルイ」と言わないこと
  • 「うらやましい」、「自分だけゲット出来なくて悲しい」と言うこと

と指示しました。

 

始めは抵抗があったようですが、

  • 「 ピンと来ないかもしれないけど、とにかく、『うらやましい』、『自分だけゲット出来なくて悲しい』と言いなさい 」

という指示を繰り返していると、

やがて、「ズルイ」とは言わなくなり、

「うらやましいよぉ~」、「ボクだけゲット出来なくて悲しいよぉ~」

と言うようになりました。

 

泣き叫ぶことを禁止したわけではないので、

その指示は受け入れやすかったのではないかと考えています。

 

そして、

  • 「そうだね、うらやましいね・・・」
  • 「お前だけゲット出来なくて悲しいね・・・」
  • 「お前もゲットしたかったよね・・・」

などと言いながら抱きしめていると、

だんだんと落ち着きを取り戻していきました。

 

そこで、弟に、兄がしてくれたことを聞いてやり、

弟が、「兄に優しくしてもらっていたこと」に気づけそうなタイミングで、

兄から聞いた「弟にしてあげたこと」を順番に話して、

「お兄ちゃんは、優しくしてくれたんだね」と言ってやると

「うん、優しくしてくれた」と言いながら、うなずいていました。

 

これで、ひとまず、弟の中に生じたイメージを

「ズルイ意地悪な兄」から「優しい兄」に修正することができました。

 

兄も、そのやりとりを見ていて、

少し、心が癒やされたように思います。

 

 

今回の出来事に対処する中で、

「ズルイ」という言葉を修正するために次の言葉が、

ポロッと口から出ました。

 

  • 言葉にしてしまったら、それは真実になってしまう
  • だから、正しい言葉を使いなさい

 

子供たちは理解できたかどうかは分かりません。

私も、言ったときは、それほど深く考えていませんでしたから・・・。

 

でも、後から考えると、この言葉は、

カウンセラーとしての活動によって得た心理的な理解によって、

説明できることに気づきました。

 

 

ちょっと、頭を整理したいので、一旦、ここで区切ります。

続きは、次回の投稿で

 

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