心を楽にするために振り返る子育て

どんな状態だったかというと・・・(その2)

心の歴史-どん底編

それまでは、スポーツしたり、お酒を飲んで騒いだりすることが好きだったので、『心臓病?』という不安に、私の楽しみの全てを取り上げられてしまったような気がしました。

気持ちの変化が先か、体調の変化が先かということは、今から考えると、「やっぱり、気持ちが参っていたんだろうなぁ~」っていう風にも考えられるのですが、当時は、体調のことにしか焦点が向いていなかったような気がします。

そして、「体調が良くなったら、また、前のように楽しく過ごせるのに・・・」なんて考えて、体調がよくならない現実によって、ますます気持ちが沈んでいきました。

そうしているうちに、症状も網の目のように広がっていってしまいました。

運動をしたり、緊張したり、お酒を飲んだりすると、確実に不整脈が起こるよ うになって、喫茶店や飲み屋などに入れなくなったり、通勤の電車に乗るのも、パニックになるかもしれないという不安との戦いで、とても辛い思いをしまし た。

安静にしていると、頻脈になることが多く、歩くことすら怖くて部屋の中を這いずり回っていたこともありました。

運動してもダメ、安静にしていてもダメで、「一体どうすればいいんだろう・・・」って、とてもさびしい気持ちになったことを思い出します。

辛かったり苦しかったりしたエピソードを書こうと思えば、いろいろあるのですが、ここで詳しく思い出して文章にするのは気が重く面倒な感じがするので、省略します。

そんな状況の中、前回書いた「気合いで治す」という誓いのもと、会社ではとても元気に振る舞っていたら、『Mr.スマイル』みたいなキャンペーンで、表彰されてしまいました。

不思議なものです。(苦笑)

今回は、症状のことを中心に書きましたが、次回は、気持ちの部分について、少し思い出す作業をしてみたいと思います。

【つづく】

《補足》

再確認ですが、私がこんな事を書いているのは、こんな私でも、普通の状態になれたのだから、(もしあなたが、同じように苦しんでいるとしたら)、「きっと、あなたも大丈夫になれる!」ということを信じるお役に立てることを願っているからです。

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