親御さんに「ちゃんと、子供と話してますか?」と尋ねると、
ほとんどの場合、
- 「もちろん、しっかり話してますよ」
といった答えが返ってきます。
ところが、詳しく話を聞いていくと、「親子の会話」に対する認識が、親の立場と子供の立場で大きく食い違っていることが多いのです。
子供にとっての、「親と話をする」は「親に自分の話をよく聞いてもらうこと」です。
親の話を延々と聞かされ続けるのは、お説教と大して違いはありません。
話を聞くコツは、
- 話の内容を評価しないこと
- そして、それを話している子供の表情をよく見ること
です。
目の前で一生懸命話をする子供は、嬉しそうな表情をしていますか?
だったら、抱きしめてあげてください。
目の前で一生懸命話をする子供は、苦しそうな表情をしていますか?
だったら、抱きしめてあげてください。
目の前で一生懸命話をする子供は、悲しそうな表情をしていますか?
だったら、抱きしめてあげてください。
目の前で一生懸命話をする子供は、特に表情はありませんか?
だったら、尋ねてあげてください・・・
「それは、あなたにとって嬉しかったこと? それとも、嫌だったこと?」
「嬉しかった」と答えれば、「そうか、良かったね」って抱きしめてあげましょう。
「嫌だった」と答えれば、「そうか、嫌だったね」って抱きしめてあげましょう。
「どっちでもない」と答えたら・・・、「そうか、どっちでもないか」って抱きしめてあげましょう。
コメント