それは、大人の仕事
兄弟は、お互いが親にどんなことで注意されるのかをよく聞いているようです。
上の子も、下の子も、お互いが、親から注意されそうなこと(宿題をしていない、脱いだものを脱ぎっぱなしにしている・・・・・)に、気づくと、それをお互いに指摘し合うようなところが出てきました。
そんなやり取りをしていることに気づいたときは、次のように言うようにしています。
- 子供を注意するのは、大人の仕事
- 兄弟は味方
- そんなこと言ってたら、大人になったとき、仲の悪い兄弟になっちゃうよ
愚痴
似たようなことですが、
- 子供が、父親と同じようなことで、母親を責めたり馬鹿にしたりする
- 子供が、母親と同じようなことで、父親を責めたり馬鹿にしたりする
というときにも注意が必要です。
子供は、家の支配者に無意識に服従しているだけで、本心はそうは思っていません。
子供の本心は、いつだって父親とも母親とも仲良することを望んでいるのです。
でも、その本心には気づかずに、言っている場合がほとんどです。
子供がそう思い込んでいると、その対象は、子供の逃げ場にはなり得ません。
つまり、「父親の言葉」や「母親の言葉」が、子供の逃げ場を奪ってしまうことになるのです。
母親(父親)が、子供に対して、父親(母親)のことを愚痴ることには、そういう働きがあるので、できることなら、子供に、愚痴は聞かさない方が安全です。
子供が、自分の味方になってくれたと、喜んでいる場合ではないのです・・・・。
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