回想と解釈

子供を守ろうとして世間の代弁者になっていませんか?

「一般常識を身に着けさせておかないと、世間(学校や社会など)で子供につらい思いをさせてしまう・・・・」と考えて、しつけや教育ということで、次の図のような状態になることがあります。 世間について軽く話して教えてあげるのは問題ありません。 上の...
回想と解釈

社会を良くするためには、子供に優しく!

今の社会が抱える問題や現代人の苦しみの根本原因を突き詰めると、 大人が子供に優しくしなかったことが社会に返ってきている ということだと思っています。 次のような場面を、少し考えてみてください。 この場面をもう少し細かく書くと次のようになりま...
回想と解釈

仮説:五月病の本当の原因

柔道の古賀さんが「五月病」をテーマに博士号と取得したということを聞いて、私も思っていることを、ちょっと書いておくことにしました。 私が考える「五月病の原因」を、一枚の絵で表すと次のようになります。 これって、結構ありがちな光景でしょ? でも...
回想と解釈

「兄弟の子育て」で最近気づいたこと

以前、このブログで 「お兄ちゃんを、お兄ちゃん扱いしないように気をつけている」 というようなことを書いたことがあります。 お兄ちゃんも、客観的に見れば小さな子供なのに、 お兄ちゃん扱いしてしまって、あまり甘えさせてあげていないかも・・・? ...
回想と解釈

「男の子がこんなことくらいで泣くもんじゃありません」って言い続けていると・・・

「男の子がこんなことで泣くもんちゃありません!」「男の子なのにメソメソするんじゃありません!」 今の日本では、このような言葉は、当たり前のように受け入れられているところがあります。 泣いている子供の相手をするのが面倒なとき、親には、とても都...
回想と解釈

分離不安について

安心が足りると、親から離れても安心なままでいられます。 安心が足りないと、親から離れると不安になります。 上の図では、右左どちらの親にも、「子供に十分に安心を与える能力がある」と仮定します。 左側は、理想的なパターンを示しています。 子供が...
回想と解釈

インナーチャイルド・ヒーリングについてまとめてみました

インナーチャイルド、インナーチャイルド・ヒーリングに関する投稿に説明を追加して一つのコンテンツとしてまとめてみました。 インナーチャイルド・ヒーリングを一言で説明すると 子供の頃に、親子関係の中で負ってしまった心の傷を、大人になってから癒す...
回想と解釈

怖い「しつけ」を見る子供も学習している

前回の投稿では、親のしつけによって当事者である子供(叱られる子供)が受けるかもしれない影響について説明しました。 今回は、その続きということで、当事者ではない子供(叱られる様子を見ている子供)が受けるかもしれない影響について説明します。 以...
回想と解釈

「しつけ」を極端に分類すればこんな感じ・・・

■どんな時でも子供の言い分をしっかり聞いてあげれる 正義を判断できる芯が心に育つその場その場で最も適切に判断・行動できる心が育つ ■いつもいつも頭ごなしに子供の行動や考えを否定し、親の思う通りに行動したり考えたりすることを強要する 心は、時...
回想と解釈

後悔しないために

現代の日本社会においては、子供の将来を心配するのは、『一般的な親心』である子供の将来を心配するのは、親として『当たり前のこと』である というように受け入れられているところがあります。 そして、その親自身の心配を解消するため(親の心配を子供に...